花粉症の原因
花粉症の原因植物は約80種類以上もあると言われていますが、日本の花粉症患者の約80%はスギ花粉が原因だと言われています。
その他には、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、シラカバなどが、花粉症の代表的な原因植物です。
日本は南北に細長いので、花粉症の原因植物は地域によって異なり、飛散時期も異なっています。
春先になると本州、四国、九州地域では、スギ花粉が多く飛散しますが、北海道ではシラカバの花粉が多く飛散します。
また、夏はイネ科の花粉、秋はブタクサの花粉といったように、季節によっても飛散する花粉は異なっています。
そのため、花粉症対策は、花粉症の原因植物を特定し、その原因植物の花粉が飛散する時期に合わせて対策をおこなう必要があります。
もし、花粉が飛散する季節が終わってからも症状が治まらない場合には、埃や塵などのハウスダスト、ノミやダニ、ペットの被毛など、花粉以外のアレルゲンによってアレルギー症状を引き起こしている可能性があります。